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環境対策に本腰を
今、地球温暖化など地球環境の悪化が加速度的に進行しています。原油の高騰高止まりが見通せる中、脱石油の新エネ対策、省エネ対策を積極的に進めないといけない状況にあり、環境対策に本格的に取り組まなければなりません。 ひとつは石油に代替する新エネルギーへの転換。ソーラー発電、小水力発電(2メートルの落差と安定した水量が確保できれば可能、水路も多く水量も多い日本なら利用しない手はありません。)、風力、トウモロコシなど食料ではなく現在使われていない稲わらなどのセルロースや木質系のバイオマス利用。原油の高騰の下では採算性も改善するでしょう。林野庁時代、木材からエタノールをできるだけ低コストで作る研究をスタートさせました。現在の技術で1リットル当たり170円ぐらいかかるのでこれを5年以内に100円を切るようにする。そうすれば十分ガソリンに対抗できます。100%ガソリンに、替えることも可能だがガソリンに混ぜて使うこともできます。これによりガソリンの消費を大幅に削減できます。またエタノール化しなくても木材の端材や樹皮などをペレットにして使うことで重油の代替に使えます。山地残材など未利用の資源が多くあります。こうしたクリーンな新エネルギーへの転換や省エネ対策を思い切って進めると農林水産分野をはじめいろいろな産業分野、公共分野、(新エネ省エネ住宅など)各家庭にまで徹底するとそのすそ野は非常に広い。新規投資も引き起こし経済への波及効果は大きい。景気浮揚対策の柱にもなりうるし、日本の高い技術力を考えると今後の成長産業、輸出産業にもなりえます。ヨーロッパ、特にドイツではそういう国家挙げての取り組みが始まっていて既に効果を上げ始めています。 このためには促進予算のほか、取り組みを促すグリーン税制体系の構築と徹底。売電の円滑化、排出権取引をひろく認めるなど制度面も含め総合的に国をあげて取り組む必要。21世紀は環境と水の世紀。積極的にとらえれば「環境立国」も大きな国家戦略になります。現在の日本の取り組みは全く中途半端と思います。
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